*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
- VOL2. 点訳に使う道具 -
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*
点字は一般的には6点式が使われ、すべて6個の点で表わします。
14 25 36 |
これを凸(●)と平ら(○)をつけて表わし指で読みとれるようにします。
左から右へ横に読んでいきます。
あ(A) | い(I) | う(U) | え(E) | お(O) |
●○ ○○ ○○ |
●○ ●○ ○○ |
●● ○○ ○○ |
●● ●○ ○○ |
○● ●○ ○○ |
41 52 63 |
お(A) | え(I) | う(U) | い(E) | あ(O) |
●○ ○● ○○ |
●● ○● ○○ |
●● ○○ ○○ |
○● ○● ○○ |
○● ○○ ○○ |
点字盤(板)![]() |
3タイプあり左側が携帯用、右側が一般用です。 ちょっと厚めの紙を(B5サイズ) ずれないように固定してはさみ込み、 専用の鉄筆(点筆)で 1〜6の点の位置を打つと 下にくぼみがあり、そのくぼみにそって 紙に一定の凹が出るようになっています。 読むときとは左右逆転して点字を打っていきます。 右から一点ずつ打っていき、右側の点字板は 2行打つと行換えのための定規を移動して打ちます。 修正は下が平らな所で 点筆のグリップの丸みを使って 紙を平らになるように押さえます。 点字盤ははがきや名刺にでもうち出すことができます。 |
タイプライター(ライトブレイラー)![]() |
カニタイプです。(⇔パーキンスタイプ) 1〜6の点に合わせて指をおき、 それぞれの点を 1度に打ち出すことができます。 |
パソコン![]() |
機関紙など、部数がたくさん必要なとき、 単行本など、随時同じ内容のものが必要なとき、 短期間で大量の点訳をするときなどで、 パソコンを使うことが多くなってきました。 (後でデータをつなぎ合わせることができる。 校正が簡単。 データを残せば必要なときに点字プリンターで印刷できる) 点訳用のソフトは無償で配布されているものもあります。 また、点訳のルールを詳しく知らなくても そのデータ作成ができます。 パソコンを使える方はお気軽に、ぜひご協力ください!! (スキャナーを活用すると、 入力の手間もかなり省けるように なってきています。) ただし、常滑市には点字を打ち出せる 点字プリンターがないので、 現在は、半田市で打ち出しをさせてもらっています。 どこかで古い点字プリンターでも 余ってくるようなことがあったら、 ぜひ私たちに譲ってください/(^.^)/ ! |
最後に ページ数の多いものは 製本機にかけます。 |
製本機 ![]() |