ミニデイサービス



ここは毎月1日、高齢者の方に個人の住まいを開放して

地域の皆さんとふれあいだちを増やしてもらうための、

楽しく雅にび、心かにゆったり々と…すごしてもらうためのあなた(you)のです。

10月17日(第3金曜日)に常滑市陶郷町の片岡さんのお宅に伺い、見学させてもらいました。

     皆さんは10時から集まっていたのですが、私たちは都合によりやむなく午後1時ごろに到着すると・・・




昼食をすませた高齢者の方々が
思い思いの席について
くつろいでいるところでした。

二部屋のあちこちで
話に花が咲く咲く。

椅子席のほうが人気があるようです。

ここは個人の自宅なのですが、
本日の利用者20余名!!


ちょっと横になりたい方の場所も。
※皆と一緒に元気に帰られました。

大人も子ども一人で食事をする「孤食」がすすむ中、
ここでのお昼ごはんはまた格別の味が加わり、
心と体の栄養になることでしょう。





午後から演奏予定の
ゲストが到着するまでの間に、
20名ものボランティアのスタッフ
それぞれの持ち場についています。


もう3年、40回もの活動が続いているので
互いにすっかり顔なじみになっている方がいます。

あるスタッフは

「お互いに顔が見えないとスタッフは心配をし、
高齢者の方は寂しく思われるようで、声をかけてもらえます。

ここで、私のほうが元気をもらうとは思ってもいませんでした。
楽しいですよ。」と話してくれました。



       

午後からは市内の新開町で教室を開いている
稲葉先生の「弘友会」の皆さんの訪問です。

お稽古は
全員が着付けにはじまり
三味線と大正琴の演奏の他、
唄って声を出し、
踊って体を動かし…

楽しく全パートが身に付くように
なっているんですって


お稽古と同時に
演奏会やボランティアの慰問活動を重ねて25年余。
ゆうハウスの訪問は
春(大正琴)、秋(三味線)の年2回、
これで4回目です。
最後に
常滑音頭」の
リクエストがありました。
すると



これなら、と
エプロン姿のスタッフも
踊りの輪に加わりました。

「途中で使って見えたのは、
あれは何ですか?」という問いに、

調子笛といいます。…」と
使い方をわかりやすく答える…


思いがけない再会に、
後で先生に駆け寄る方


「また、次回も必ずよんで下さいね」と
指きりならぬ、約束の握手!!

心に残るひとときとなりました。


 

続いて、です。


毎回、庭で丹精こめて育てた季節の花々を束ねて贈ります。

今月は会員の中では若いお二人が誕生日を迎えました。
紹介の後で、今月は
今までで一番心に残っていること」を話してもらうことに。



大正の終わりに生まれた方は、戦争を体験されています。
今の子どもたちと自分たちが受けた「教育の違い」をしみじみと、

もうおひと方は仕事をしていたときのことを話されました。
ちょうどゲストの稲葉先生とも共通の思い出で、
自然に話が弾み、笑みがこぼれました。





遠方から参加される方、
歩いてではちょっとつらいという方は
主に男性スタッフが自動車で送迎をしています。


 11月のご案内

・11月21日(金) 10:00〜
・午前:健康体操
・午後:岐阜県可児市在住の原田様ご夫妻による「篠笛」の演奏会

ゆうハウス

毎月 原則として第3金曜日
AM 10:00〜 PM 3:00ごろまで
参加費(昼食代やお茶など) 600円
お問合せやお申し込みは 0569-34-2490 
常滑市陶郷町
代表 片岡康洋まで

道路から玄関まではスロープ、室内用の車椅子があります。
車による送迎もお手伝いできます。

片岡さんの奥様は十数年もの間、地域で介護ボランティアをされてきました。また、お嫁さんは資格をいかして普段は高齢者のための病院に勤務しつつ、ゆうハウスの活動も支えています。頼もしいご家族の理解や協力あっての自宅開放で、安心で居心地がいいですよ。

よかったら、一度お気軽にお出かけください。
また、スタッフとしてお手伝いをしてくださる方、
音楽や運動などで高齢者の方と楽しいひとときを過ごしてくださる方も声をかけてください。

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2003.11.18 UP