自然のささやき

今年3月25日、21世紀最初の万博「愛・地球博」が開幕しました。
「自然の叡智」のテーマのもとに、持続可能な社会を築いていくための
科学技術や、社会システム、ライフスタイルの変化を見せ、体感してもらうべく、世界中の国々や団体や市民がこの万博に参加しています。
これを機会に、わたし達は身近な自然にもっと関心をもちませんか?
そして、未来社会の存続にかかわるかけがえのない自然をもう少し大切に感じてみませんんか?

  4月の異称

旧暦の8月は新暦では9月に当たりますので、その異称にも秋の印象から付けられたものが多いです。代表的なものは葉月ですが、これは中国で古くから月に生えていると信じられていた桂の葉とうい意味です。
月見月、観月、桂月というのも、葉月に準じた呼称ですが、雁が飛んできて燕が去っていく月なので、雁来月(がんきづき)、燕去月(えんきょづき)等とも言います。


  4月の異称 

「真夏日」とか「熱帯夜」とかの気象用語をよく耳にしますが、「真夏日」は一日の最高気温が30度以上になった日で、「熱帯夜」は夜の最低気温が25度以上の日です。
ぎらぎらと太陽の陽射しが強く、高温の日が続くのは日本列島が東や南の洋上に位置する大きな太平洋高気圧の圏内にあるためです。この南高北低の夏型の気圧配置は変化が緩やかで同じような天気が続きます。強い陽射しで山沿いに積乱雲が発達し、夕方になって雷雨といった「夕立」は一時の暑さを和らげます。熱帯海域に低気圧が発生して最大風速が17メートルを超えると台風となります。

  4月の異称


南知多、花広場のひまわり

武豊町東大高の芙蓉

美浜町、上野間の鶏頭

常滑市、小鈴ケ谷の桔梗

常滑市、小鈴ケ谷の百日紅(さるすべり)

常滑市、桧原のハス

武豊町、自然公園のクマゼミ

武豊町、堀川のアオサギ

 4月の異称

ひまわり、カンナ、おしろいばな、百日紅(さるすべり)、百日草、柳蘭、大待宵草(おおまつよいぐさ)、駒草(こまくさ)、野甘草(のかんぞう)、こおにゆり、夕菅(ゆうすげ)、山百合(やまゆり)

  4月の異称

鰈(かれい)、いさき、鰹(かつお)、鯊(はぜ)、穴子、鮎(あゆ)、鰻(うなぎ)、
鱸(すずき)、するめいか、鮑(あわび)、蜆(しじみ)

  4月の異称

南瓜、枝豆、キュウリ、トマト、ナス、ピーマン、ごぼう

食卓は自然への入り口です。おいしくて栄養も豊富な旬のものを
是非、献立に取り入れましょう!




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