(かき)

干し柿を使ったものは食べたことがありましたが、生の柿(未熟で堅いのよりは熟しているもの)でも”美味しい”そうです。

じゅんこママの夫殿曰く
「酢味が柿の旨味と甘味に消され、きつくない酸っぱさとでも言うのでしょうか、
柿の香りと旨味が口の中一杯に広がりますよ。お試しあれ」
とのことです。

  
について

実は水菓子として、または生食、または品種により干して食用となる。
葉は「柿の葉茶」として乾燥、加工され飲まれる。
未熟の果実はタンニン(渋味の原因)を多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。

柿の栄養成分で特筆できるのは、何といってもビタミンC
甘柿に含まれているビタミンCはレモンやイチゴに決して負けてはいないそうです。

ほかには、ビタミンK、B1、B2、カロチン、タンニン、ミネラルなどを多く含んでいるため、
「柿が赤くなれば、医者が青くなる」という言葉があるほど。
また、「二日酔いには柿」といわれていて、ビタミンCとタンニンが血液中のアルコール分を外へ排出し、豊富なカリウムが利尿作用にはたらいてくれます。

成熟した果実のヘタを乾燥したものは、柿蒂(シテイ)という生薬でしゃっくり・鎮咳・鎮吐に用いられる。

の切り方

柿には果肉に4条の溝があるので、その溝にそって切れば、種を切りません。
種を取り出したいときは逆に溝でないところの真中を切れば…
ヘタのフワフワしたところが甘味が少ないです。




大根(または蕪)の(なます)

 膾の材料と下ごしらえ

1.柿 1個を1/4 に切り、スライスする。

2.大根(または蕪)を適宜、同様に縦に4等分し、スライスする。

3.塩 … 少々を2.に混ぜる。

4.@生の柿(未熟で堅いのよりは熟しているもの)の場合は味を見ながら酢のみを適宜

A干し柿(古老柿)50g(1〜4個)を使う場合は大根の細切り 250g(長さ4cm細さ1mm)と.人参の細切り5g(同上)と合わせる。
干し柿を使う場合は合わせ酢の1/3くらいを使って柿を柔らかくしておく。

5.3の塩がなじんで水気がでてきたら、ざるにあけ水気を切り、水でかるく濯いでおく。

4−@の膾の合わせ酢

味をみながら酢のみを適宜


4−Aの膾の合わせ酢
1.みりん  100cc
2.酢    150cc
3.砂糖   大さじ1
4.昆布   5g

5.削り鰹節 10g

または、お好みの二杯酢で

作り方 

1) 膾の合わせ酢の調味料と昆布を鍋に入れ、火にかけ沸騰してきたら、削り節を入れ弱火にして2〜3分煮る。

2) 冷ましてから鰹と昆布を漉(こ)します。

3) 膾の材料と合わせ酢を少しずつ混ぜながら、ヒタヒタになるように膾の合わせ酢を足していきます。
(膾の合わせ酢が余れば冷蔵庫に入れて、次回に利用しできます)

家事玉手箱 お手軽レシピ 柿の膾(なます)
サラダ
新聞で見つけたのですが旬をはずしてしまい、今年は試せませんでした。来旬こそは!
 サラダの材料と下ごしらえ
(3〜4人分)

1.柿(できれば富有柿)
 2個を1/8 に切り、スライスする。(イチョウ切)

2.マヨネーズ(フレンチドレッシング)であえる
※タマネギのみじん切りを水に晒したものを入れるとぐっと大人向きの味になるそうです。