南瓜(かぼちゃ)

 南瓜の栄養

主成分は澱粉
特に粘膜や皮膚の抵抗力を強くするカロチンが多く含まれています。
ビタミンA、Cに富んでいます。

 冬至に南瓜

カボチャは夏から冬まで置いても栄養損失はほとんどなく、味の点では甘味が増して美味しくなります。
また、体が温まるおかずや間食にもなります。

江戸の昔から、冬至の日にかぼちゃを食べると、「風邪や中風にかからない」とかといわれてきました。緑黄色野菜の少ない冬場に備えた先人の智恵ですね。
収穫の旬だけでなく、この季節にも南瓜を食べましょう。

今年は暖かいので私の畑では9月の初めごろに一人ばえした南瓜がぐんぐん伸び、今では小ぶりながら収穫間近になったものが5個くらいごろごろしています。

甘味が足りない南瓜でも料理の仕方次第で美味しくいただけます。
さとこママにも教えていただきました。(2006.11.28)


  南瓜のお団子
 作り方


・南瓜を圧力鍋などで蒸す
・ゴマスリ棒で潰し(この時、少々塩を入れる)
南瓜の味により味に整える。(※後のバターやダシの塩分を考えて控えめに)



・少し片栗粉をいれて水分を調節し、温かいうちに小判状に丸める。
・バターをひいたフライパンでバターを焦がさないように軽く焼色をつける。

・そのままいただく。



・片栗粉を入れ、耳たぶくらいの柔らかさにこねて団子にし、鍋にお湯を沸かし団子を湯通しをし、ボールに水をはった中に一度入れ、ザルに空け水を切る。
・作っておいた醤油汁の中へ。
ダシは昆布とかっお節。(または冷蔵庫にあるもので洋風鍋に)
具は、大根、玉葱、ベーコン、肉類、ニンジン
・緑色はピーマン、ブロッコリー、グリンピースなどで

   南瓜のスープ
 作り方

・南瓜…400g
・玉葱…1/2個
・牛乳…300〜500cc
・固形スープ…2個
・バター…大さじ1〜2
・コショウ…少々
・塩・・・・・・・少々
(その他:パセリ、クルトン、クラッカー、生クリーム等 適宜)

1.たまねぎは、薄く切り、バターでよく炒め、小さく薄く切ったかぼ ちゃを加え、さらに炒める。皮付きでもOK
2.1に、ひたひたの水と固形スープを加え、かぼちゃがやわらかくなるまで煮る。
3.軽くつぶしてドロドロにする。
4.牛乳を加えて好み の濃度にし、あたため、塩、こしょうで味をととのえる。
5.皿に盛ってから、あれば、生クリーム、クルトン、パセリを加えると、見た目もカッコよくなります。

※ちょっと甘味の足りないものでも美味しくいただけます。
※多くできたときは3の状態で冷凍保存します。