地球温暖化が問題になって一体どのくらいになるのでしょうか?この言葉を翻訳した人は今になって”灼熱化”にしておけばよかったと後悔しているそうです。
ところで、地球灼熱化 温暖が続くとどうなるかご存知ですか?


友人が「君たちにあげる」とドンと積み上げて置き去りにしていった新聞スクラップは、1997年の途中から。
まとめると、
1.異常気象-気温や降水量が極端になり、水資源の不足が深刻化
2.海面の上昇
-洪水や高温のため
3.自然生態系の破壊
-動植物に影響が及び熱帯の伝染病が拡大。海洋生物にも異変
4.食料危機
-熱帯・亜熱帯での農作物が減少、海洋資源にも影響。供給に狂い
だそうです。
スクラップをめくって見れば一目瞭然、唖然呆然、顔面蒼白、足腰諤諤。


また、記憶に新しい今年を振りかえると、世界では各地で大洪水にみまわれ、日本では桜の開花から始まって、動植物すべてが1週間くらい早く開花したり初観察されたりしました。夏はとにかく暑かった!!熱射病で命を落とした人、台風の異常上陸。アメリカ合衆国では西ナイルウィルスという耳慣れない病気が蔓延。
よく100年後には…というシミュレーショングラフを見た記憶がありますが、そんな先のことなのでしょうか?

今年10月にはロニー・トンプソン教授らが
「アフリカのキリマンジャロ山頂にある氷河は1万年以上前(11700年前)からの気候変動を読み取ることができ40年前から年平均50センチずつ溶けてこのまま温暖化が進むと2015年から2020年の間には完全に消えてしまうと発表。グリーンピース・ジャパン
というショッキングな情報が発表された。


また、今年7月に南の島国ツバルが大国合衆国を「訴えてやる!」と怒り、裁判をおこした。けれど、もう待ったは無し。12月からとうとう第1陣がニュージーランドに移住しなければならない状況。(参考 「運命のダダダーン」 VTR貸し出し中
島国や海抜0メートル地帯を有する国々はもう実感し、その実害はかなり深刻な状態になってきている。


さて、あなたはどう思いますか?
どうしますか?



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