常滑までの名鉄路線を高架にするため、
今後3年間、榎戸までで電車ストップになるという問題について…

 昨年8月より常滑市は名鉄線高架化事業工事のため、沿線住民に対して用地買収の話し合いを行ってきました。当初、仮線方式を想定し、常滑駅までの路線は確保される約束でした。
ところが、今年6月12日の市議会の一般質問に対する答弁で、突然常滑線榎戸止まりの話が出されました。
 常滑にとって大問題のはずですが、意外に常滑市民の中からは反対の声が表だって出てきません。本当にこれでいいのでしょうか?一部地権者の反対により、用地買収ができず、苦汁の選択だったということですが……。
市広報へ (「一部地権者の反対で…」ということに関しては、この掲示板の地権者の方々の内容から市発表の事実と違うことがあきらかになりつつあります。)
 常滑線が3年間榎戸止まりになるというのは、市民生活に重大な影響を及ぼします。通勤通学だけでなく、常滑の産業にとっても大きなマイナスです。競艇の収益も減り、ますます市の財政を圧迫します。そこまでの常滑市民の犠牲を払ってでも常滑線高架工事を続行しなければならないのでしょうか。
 常滑が産業的に不振な条件のひとつに常滑線が内海まで伸びなかったということがあげられます。今回はその生命線である線路を短くするという決定です。鉄道は産業の生命線です。それを一時的とはいえ、短くするとはもっての他です。このままでは、空港がくる前に常滑産業は壊滅してしまいます。
 いままで空港は地元の常滑にとっても知多地方もしくは中部圏にとっても発展の起爆剤と考えてきました。
 しかし、これでは起爆剤どころではありません。肝心の旧常滑市民にとって犠牲を強いる形での事業の進め方に疑問を感じます。市政は市民の生活を豊かにし、守りながら、空港関連の事業を進めるのが本来の姿です。市政は市民に納得ができるよう情報を伝達しながら行政を進めていく義務があるはずです。市民にどうしてこのようなことになったのかをはっきりさせないまま、いきなり「決定しました。」では納得ができません。
 現在の市行政のあり方のままで空港がくることにより、市民生活を守ることができるのでしょうか?市民の本当の幸せと本当の豊かさとは何なのでしょうか。
 一事が万事なのです。この事件をあいまいにすると、今後に続く空港に関する事業のほとんどがこのような形決められていくような、市民生活を脅かされる不安を抱かずにはいられません。
 おかしいことはおかしいと言える地域社会でなければなりません。行政に対して言うべきことは言わないと大変なことになります。そして、多くの人が本音で意見を言える場をつくる必要があると考え、掲示板を立ち上げることにしました。

意見のある方は   1.掲示板へ    2.メールをください。


※問題提起後、一部内容を推敲しました。
※「地域情報掲示板」を利用していただいた皆様並びに「知多クリック」他のページの作成に関わっていただいている方々と常滑市父母の会とは直接の責任はございません。誤解無きようくれぐれもよろしくお願いします。


現在の状況に至るまでの経緯

2000/4/10 地域HOT情報コミュニティサイト「知多クリック」を立ち上げる
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    7/15 常滑市在住の方々より常滑-榎戸駅問題について情報提供を受け、本ページの作成と
        「地域情報掲示板」の活用による議論場提供を開始する
    8/ 7 利用者の方より「地域情報掲示版」の過去の書き込みの消滅と掲示板の異常の指摘をうける
    8/ 8 中日新聞社様の取材をうける(同日までで約2000件アクセスを若干超過)
    8/ 9 中日新聞朝刊知多版P16に本ページと掲示板の紹介に関する記事が掲載される
        AM9:00でアクセスカウント2012―AM8:00でアクセスカウント 2400を超えるのを確認する
        PTAでこの問題を取り扱おうとしている人たちと連携をとる(常滑市中学生父母の会の前身)
    8/10 「地域情報掲示板」 から 「空港問題特別掲示板」 に変更する
        (一時設定不備により使用不可となる)
    8/14 PM22:50 アクセスカウント 3064、新聞掲載以降6日間でアクセスカウント 1000 を超える
    8/20 「常滑市中学生父母の会」発足 代表 山本健司 バス代行を止める方法として請願書署名活動
        しか有効手段はないということが話し合われる
    8/21 請願書検討
    8/22 署名活動開始
    8/24 「常滑市中学生父母の会」の発足式を行う(オクトピア)
    8/31 第一次請願署名提出 14,132名
    9/ 8  第二次請願署名提出 18,400名
    9/15 南陵・鬼崎地区を中心に父母の会による「バス代行問題」の説明会(オクトピア)
    9/18 空港特別委員会にて請願内容が審議される。父母の会 委員会傍聴認められる。
    9/19 新聞でほぼ不採択と報道されるが署名が集まり続ける 最終 18,756名
    9/21 本会議場にて請願が不採択となる
    10/10〜13 字役員を対象 10/15〜21 一般市民を対象とした説明会が始まる
        説明会では、不信や不安の声が続出
    10/22 国会議員を通じて「運輸省へのバス代行認可をしないよう」働きかける。
    11/4 「常滑市父母の会」に改名・父母の会による「バス代行説明会」まとめ(オクトピア)
    11/24 県会議員の後援会からの愛知県へ「バスレーンとカルガモバス案」「シミュレーション」などを陳情
    11/30 常滑市市長、市部課長との懇談会(市4F会議室)
    12/9 反省会
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    2001/4/8 お花見&近況報告会(海椙神社にて)
    4/10 アクセス件数30000件を超える
    4/3 父母の会会員の要望や掲示板の内容により「chitaクリック」(2001/4/1よりチームで運営)として
       メールによる常滑市への質問開始
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    4/16 常滑市広報課を通して市からの回答
    5/7 常滑市より質問に対する説明会


    2002/1/26〜 名鉄電車代行バス輸送始まる

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  「空港問題特別掲示板」から「みんなの市民会議室」に変更