昨年3月25日に開幕しました21世紀最初の万博「愛・地球博」は
9月25日をもって閉幕しました。
「自然の叡智」のテーマのもとに、持続可能な社会を築いていくための
科学技術や、社会システム、ライフスタイルの変化を見せ、
体感してもらうべく、世界中の国々や団体や市民がこの万博に参加し、
大変な人気を博しました。これを機会にわたし達は身近な自然に
もっと関心をもちませんか?
そして、未来社会の存続にかかわるかけがえのない自然を
もう少し大切に感じてみませんんか?
1月のことを正月と言いますが、正月には「改める、改まる」の意味があります。すなわち年が改まった最初の月という意味で正月と言うのです。しかし、1月15日(小正月という)を過ぎてしまうと、正月ということばも座りが悪くなりますので、16日以降は正月とは言わないようになってきています。
新しい年を一家の人々がなかよく迎える月という意味で、睦月というのが最も一般的な1月の異称です。睦には「むつむ」すなわち「なかよく親しみあう」の意味があります。
古来、「寒の入り」と呼んできた「小寒」は、暦の上で1月の5日か6日です。この日あたりから日本列島は、いよいよ寒さの厳しくなる季節を迎えます。大陸の高気圧から冷え切った寒帯の空気が流れ出すためで、オホーツク海沿岸では結氷が始まり、冷気の流れは周期的な寒波となって南下します。「寒の入り」後、気温は急降下し、特に下旬頃は「大寒」を迎えて最も寒さが厳しくなります。
この1月の天気を象徴するのが、大陸の高気圧と東方海上の低気圧で示される西高東低の冬型の気圧配置です。西の大陸の高気圧が北西の冷たい季節風をもたらし、海を渡ってきたこの季節風は日本海沿岸の地方に雪を降らせ、脊梁山脈を越えてきた湿気のない乾いた風を太平洋側に吹き降ろします。すなわち、日本海で大雪、太平洋側で空っ風をもたらすのです。
常滑市、大谷の水仙 |
武豊町、冨貴のサザンカ(山茶花) |
美浜町、杉本美術館前の南天桐 |
美浜町緑苑、ナンキンハゼ(南京櫨)の実 |
美浜町、時志観音裏山のやぶ椿 |
常滑市、阿野の菜の花 |
常滑市、坂井海岸のユリカモメ |
美浜町、鵜の池に群れるマガモ |
福寿草、蝋梅、シンビジューム、デンドロビューム、デンファレ、カトレア、シネラリア、ファレノブシス
鰯(いわし)、鯉、鱈(たら)平目、河豚(ふぐ)、鰆(さわら)、白魚、むつ、わかさぎ、牡蠣(かき)
ブロッコリー、京菜、春菊、たいさい、ほうれん草、三つ葉、ごぼう、ねぎ、白菜、カリフラワー、生椎茸、
食卓は自然への入り口です。おいしくて栄養も豊富な旬のものを
是非、献立に取り入れましょう!
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