-  薩摩芋(サツマイモ) -

美味しい季節になりましたね。
まさこママが久しぶりの再会時に、
写真撮影用のホカホカできたての鬼まんじゅう
とっても簡単で美味しいレシピを届けてくれました。
ぜひ、作ってみてください。


鬼まんじゅう


  
 材料
(12〜15個分)

 1. 小麦粉 150g
 2. 砂糖  100〜120g
 3. 水   100cc
 4. サツマイモ 450g〜500g
 5. アルミ箔のカップ
 
 作り方
 
 ・芋をさいの目切りにして水にさらしておく。
 ・1と2.をふるう。
 ・粉類と3.とをさっくり混ぜ合わせる。
 ・あれば、アルミ箔のカップに均等になるように分けて湯を沸騰させながら15〜17分、蒸す。
 なければ、アルミ箔やキッチンペーパーをひき
種を流し入れて蒸す。
 ・竹串を入れて種がついてこなければできあがり。
 
さつまいもの餡  材料(まんじゅう12個分)

 1. サツマイモ 中1本
 2. 砂糖  100g前後
 3. もち粉   250g
 4. 水 250ml
 5. クキングシート

 作り方

 
 ・皮をむいて柔らかくなるまでゆでる。
 ・サツマイモをつぶして砂糖をまぜ、甘味を調節する。
 ・12等分してまるめる。
 ・餡ができたらパンや羊羹などにも使えます。
 ・3と4をボウルに入れて混ぜる。
 ・まとまったら12等分に丸めてから平らにする。
 ・クッキングシートに載せて湯気のあがった蒸し器で15〜20分蒸す。
 

 
                          

サツマイモはジャガイモの2倍、
他の芋類と比べダントツの食物繊維を含みます。

サツマイモを切ると、白い液体が出ます。
これはヤラピ(Pi)という成分で、便秘通を促すといわれています。

体内でビタミンAにかわり抗酸化物質としてガンから体を守ってくれるベータ・カロチン、糖質の代謝に必要なビタミンB1などがたくさん含まれています。

美白効果が注目されているビタミンCはりんごの10倍以上、
芋類に含まれるビタミンCは、デンプンに囲まれている構造のため、加熱しても壊れにくいというすぐれた長所があります。

若返りのビタミンといわれるビタミンEなどが、たっぷりと含まれています。

余分な塩分を体外に排出する働きがあるカリウムも多いので、高血圧の予防につながります。


サツマイモを甘くしておいしく食べるには?

まず、掘ったばかりの芋は日によくあててから保存します。
同じ芋でも甘味が変わりますよ。(ジャガイモや里芋は日にあててはいけません)

次ぎに加熱方法でも甘味が変わります。



サツマイモにアミラーゼという酵素が多く含まれています。
アミラーゼは加熱によって働き、サツマイモの中のデンプンを分解して、甘い麦芽糖にかえます。
アミラーゼがもっとも働くのは、50〜60℃前後。
この温度帯にあたる時間を長くした加熱のしかたをすると、麦芽糖が増えて、甘味がグンと増します。
じっくりと低温で時間をかけて焼いた焼き芋が、短時間で一気に100度まで加熱した電子レンジの蒸し芋よりも甘くなるのはこのためです。

どんな味にしいかで、調理方法を選びましょう。




長く保存するにはまず 「キュアリング」


さつまいもの貯蔵には、温度13〜15℃、湿度85〜95%が適していますが、貯蔵の前3〜4日間、温度30〜33℃、湿度90〜95%に保つと、傷のついたところにコルク層(傷を治す組織)ができ、貯蔵中に病原菌の侵入が少なくなります。この処理のことをキュアリングといいます。⇒カボチャなどにも応用できる??
(参考資料:「作物栽培の基礎」(社)農山漁村文化協会)

次に、泥つきのまま乾燥しないように新聞紙などに包んでおき、低温だと腐りやすいので室温で保存します。

「サツマイモは太りそう・・・」?

勘違いですよ。


サツマイモは、大部分が炭水化物で脂肪をほとんど含まないので、油脂や砂糖をたっぷり加えないかぎり、太りやすい食品ではありません。


品種によって栄養的に違いがありますか

あります。



紫芋系の色素、アントシアニンには肝機能を向上させる効果があります。


サツマイモは大好きなんだけど、人前でゲップやおならなんて…と気になる人は?

ごと食べましょう。




皮にはでんぷんを分解する酵素が多く含まれていて、ガスの発生を防ぐ働きがあるといわれています。

また皮の周辺には抗酸化物質(癌や生活習慣病、そして老化の原因ともいわれる活性酸素を除去してくれる)クロロゲン酸も多く含まれています。



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