今までは2反の田んぼの角を4畝ほど貸してもらっていましたが今年は田んぼ1枚全部、2反を貸してもらうことになりました。 今年から始めた新しい部分の写真を主に少し整理をしてみました。 後半の様子です。 よろしければながめてみてください。 |
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2005/7/31 よく育ってくれました。 |
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8/17 出穂間近 この少し広い溝は鴨の発着場所になっています。 |
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8/17 鴨がスイスイと |
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8/17 スズメよけのテープを張りましたが 食べられてしまわないか心配です。 |
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8/17 1本のか細い苗でしたが 平均して20〜30に分けつしています。 穂が垂れています。 |
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9/23 後少しで稲刈りです。 |
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10/2 緊急レポート ■天よりの使者 左上の一部色が違うところが以前の田⇒ ぐーんと作付け面積をふやし、収穫間近となった今年の田 ほとんど草取りをしないのにこんなに草がない。それでも正真正銘「自然農」の田なんです。 それは7月頃から自然に飛来した鴨約40羽のおかげ様々。 水中を泳ぎまわり、草や虫を食んで糞を落とし、↓こんなにしっかりした実をつけるのを助けてくれました。 ただし、稲が実りそろそろ穂を食べられては大変と、お引取りいただくためにネットを張るなどの試行錯誤をしていたら、水を切るのが一番効果的ということがわかったそうです。 命に満ち満ちた田だからこそのエピソードだと思いました。 ■稲 麹 野田さんにこの黒いものが「稲麹」であることを教えてもらいました。 山形の「さわのはな倶楽部」の遠藤さんによると ★これは豊作の印。 ★昔はよくたんぼで見られたそうだが今ではまったく見られなくなってしまった。農業を始めてから30年ほど経つのだが稲麹を見たのは初めてである。今回発見したたんぼが無農薬栽培のたんぼであった事を考えると農薬が使われるようになってから稲麹は急速に姿を消したようである。 ★稲麹の付いた稲が水に浸って発酵して偶然できたものが日本酒の原点だと言われている。その昔はお酒だけでなく味噌醤油などの醸造に使われていた という。 |
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11/3 今年は人手がないので スチール製のはざを使いました。 |
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今年の田んぼは2反に増え、少し大変でしたが妻と2人で何とか収穫が終わりました。 稲刈りまでは主に手作業だったのですがその作業の遅いこと、危なっかしいことを見かねて友人がハーベスタを貸してくれました。 「君達のような弱々しい人が足踏み脱穀機で脱穀すれば何日もかかって体を壊してしまうからこの機械でやりなさい。」と半ば強制的に善意の押し売りをしていきました。せっかくの心遣いですのでそれ以上拒むことはできずに今年は彼の好意をありがたく受けることにしました。 今年の反省ですが2反の田んぼの田植え、稲刈り、脱穀については土日百姓でもできないことはありませんがもう少し人手があると無理なくできたなと思いました。 来年はもう少し段取りよく作業を進め、できるだけ最後まで手作業でできたらいいなと思いました。 |
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追伸 夏は田んぼが忙しくて畑の管理がなかなかできませんので畑にはいつも手間のかからない大豆を蒔いています。 今年もこれから大豆の収穫、調製をするのですが1年分の味噌は仕込むことができそうです。 未熟な大豆は枝豆としておいしいのですがもう少し辛抱して完熟するまで畑におけば長期保存できるようになり味噌や豆腐もつくることができます。 こうじをつくるのは専門家しかできないと思っていましたが素人でもできるということを聞いて3〜4年前から自家製の麹を使って味噌を仕込んでいます。 豆麹をつくった時、ねばねばの納豆のようなものばかりできてしまったこともありました。温度が高すぎたのが原因のようですが今では麹つくりも大きな失敗をすることはなくなりました。 プロではありませんので自家用としてなら100点満点の80点程度のものができればいいのではないかと思っています。 パンをつくる人なら麹つくりはできると思いますので皆さんも試してみてはどうでしょうか。 今はほとんどの食べ物がお金で買えるのですがお酒、漬物、味噌、パンだね、と用途の広い麹を使って豊かなスローフードを楽しむのもいいですね。 |
■2005.7/31〜11/3 4畝から2反に-(後編)
■2005.2.24〜7/21 4畝から2反に-(前編)
番外編 ラベンダースティック
■2004.6 川口先生の「妙なる畑の会」
■2003.7 これは何の花だかわかりますか?
■2002.10 待ちに待った稲刈り
■2002.6〜7 生育の様子
■2002.9 出穂
■2002.5. 野田さんの面白田植え
■2001.9.15 ちた『地球村』のMM 野田さんの田んぼ見学会
chitaクリックレポート 2002.10.18UP
▼野田さんの先生 川口先生と自然農「赤目塾」のページへ