こぼれ秘話(2001/5/5)  
           一難去ってまた一難(2001/6/16)

     

農業にはおよそ素人の村民たちが、悪戦苦闘を繰り返しながら畑作りに挑戦!
泣いたり、笑ったり、嘆いたり・・・・体で感じながら明日の収穫を夢見ています。
文中、ニックネーム(村民)での登場や、動植物の発言もありますが、気にせずさらりと読んでください。

 5月3日

いよいよ畑作りの開始です。
住宅地に囲まれた、約50坪ぐら
いの土地ですが、ご覧の通り一
面雑草だらけ。「本当に畑がで
きるのかなぁ・・。」
ドキドキわく
わくの不安なスタートでした。

 5月3日

「さぁ、やるわよ〜」
草刈は、一人でやるとつま
らないけど、仲間同士でワ
イワイ目的をもってやると、
けっこう楽しいかも?
 


5月5日

さて、山のようにとれたこの収穫物、
いったい何だと思います?答えは、
『雑草の根』です。きんぴらにでも
なればいいけど、これがまた憎らし
いほどはびこっていました。
5月5日

「やったぁ!1本めの畝が完成」想像以上の根っこ
に苦しめられ思いのほか
時間がかかった畝作り。


5月6日

何とか畝が3本できました。
チョッと歪んでるけど、愛嬌、愛嬌!さっそく種
を蒔きました。
いんげん枝豆(2種類)
「上手く育ってよ」お水と愛情たっぷり注ぐ。
ひぇ〜!?
こりゃまたお粗末な畝だ。
あんた達、ほんとに正真
正銘の素人だ、カァ。
芽が出たら、おいらが
つまむぞ!カァカァ

5月13日

待望の芽が出ました。

ずいぶん痩せた畑だったけど、
自然の力はやっぱりスゴイ!!
これは、枝豆だったかな?
5月20日

本葉も出始め、だんだん畑らし
くなってきました。こうなると今度
は収穫が楽しみ。



 5月27日

さつまいもの苗を植えました。
この日は、高
校生も手伝ってくれ、急ピッチで畝作り。とは
いえ、例の根っこ処理に時間がかかり、2本
が限界。それなのに、苗は80本もある。無理
して55本を植えたものの、間隔にちょっと難
有り・・?「まぁ、いいか」と納得したものの、
秋にはどんな芋がとれるやら・・・・・。
もしかして、新種の芋になってるかも・・・?

6月3日

「う〜ん。次は何を植えよう
かなぁ
。」ひとり、畝作りに励む
オーナー。1ヶ月前は、草が生
い茂っていたなんて、想像でき
ないくらい。益々やる気に!?
7月1日

さつまいもの苗も順調に生育。と思っ
たら、向かいの畑のおば様から、有
難いお言葉が・・。
「こりゃぁちょっ
と詰め過ぎだねぇ。芋が小さいよ」

「やっぱり・・・・・・・・」

よくまぁここまで
これたもんだ。始めはど
うなる
かと思ったけど、
手が動いているのカァ?
口が動いているのカァ?

騒がしい畑作りだった
からなぁ・・・・。



もうすぐ収穫だ


7月1日  

暑さも厳しくなってきました。雨が降らず、作物の生育が心配でしたが、
可憐な花が咲きました。うっかり見過ごしてしまいそうな、小さな小さな
花ですが、私たち村民の目を楽しませてくれます。今のところ、作業は
水やりと除草がメインになってきましたが、これからは暑さとの戦い!
まだまだ、初めて2ヶ月足らずですが、農業を営んでる人の苦労がほ
んの少しわかりました。作業をしながら、「畑作りは子育てに似てる
ね」
とよく話にでます。まさに、手をかけ過ぎず、抜き過ぎずです。
  
7月1日

早いものは、実を付け始めた枝豆。

「ちょいと、あんた!いくらダイエ
ットが流行っているからって、そ
りゃ痩せすぎ。あんたは太って
るほうがう〜んと美人だよ!」
 

ほめて育てて、いるつもり・・・・。

                   ▼とこなめDASHむらへ  ■HOMEへ