春号あちこちぶらり知多半島 (1)

    

里山を歩く 

中部国際空港開港後、あっという間に1年が過ぎましたが、
現在、常滑は常滑ニュータウン金山地区、多屋地区、梶間地区、前島地区等の
数多く
の開発が進められています。多くの方々が移り住み、
活気ある住みやすい常滑になって欲しいと心から思います。

さて、今回は開発が続く常滑で今や貴重になりつつある里山を4月30日に
歩いてみました。
場所は下記の地図@〜Dを参照してください。
      



午前9時30分、桧原公園駐車場に到着しました。若干、肌寒さを感じる日でしたが、公園内をしばらく散策しました。
(@)


  

灯台躑躅(どうだんつつじ)

ハナミズキやさつきも見られ、園内では散策を楽しまれる老夫婦3組と出会いました。
山頂から枝道に入ると、竹林の中、手つかずの筍を発見しました。
このまま、放置するとこの竹林も荒れてしまうのではと少々、心配になりました。

自生する里山の植物であるやま藤も見られ、
しばらく山道を歩くと、本宮山を眺望する場所に出ます。(B)


ここから、伊勢湾を正面に見ながら、小高い農道を西に歩きます。
この日はあいにく、曇りのため伊勢湾を見ることはできませんでしたが、
路傍の花を見ながら、ゆっくりと歩きました。(A)

途中の丘では ハンググライダーを愛好する人たちの集う場所もあります。(C)
小高い農道を抜け、目標の最終地点、三反田の野池に到着しました。
約6km、
写真を撮りながらの2時間程の行程でした。(D)


三反田の野池では、釣り人が糸を垂れていました。
この池は今冬、白鳥が越冬しました。

    

あちこちぶらりの一言
この散策の途中、ごみが道端で散乱している光景にも出くわしましたが、季節の草花が咲き乱れ、白鳥が毎年飛来する、
こんな環境をいつまでも維持したいものだと思いました。


    2006年 4月 − 知多半島の桜

    2006年 3月 − 佐布里池の梅 (知多市) − 地図★@

  ご意見は   あちこちぶらり知多半島、TOPへ